2024年11月22日( 金 )

天神中央公園・西中洲エリア、貴賓館前広場が拡充へ

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 福岡市中央区の県営公園「天神中央公園」の西中洲エリアでは現在、再整備工事が進められている。同再整備工事では、園内の飲食店や休養施設などの整備を民間事業者が、園路などの公園全体の整備を県が担当することになっているが、今回、県が進める公園再整備内容の詳細が発表された。

 新たに生まれ変わる天神中央公園・西中洲エリアは、これまで園内でうっそうとしていた樹木を整理するとともに、旧県公会堂貴賓館前の広場などを拡充。同広場は例年開催されている「中洲JAZZ」の会場の1つにもなっているが、広場拡充により、ほかのさまざまなイベントでも活用しやすくする。園路も貴賓館との調和を図るため、桜色と白色の御影石舗装に改修されるほか、那珂川に架かる「福博であい橋」も桜色の御影石舗装に改修。夜間には、貴賓館や福博であい橋のライトアップもされる。

 なお同再整備工事では、公園設置管理制度(Park-PFI)を活用して、民間事業者が公園内に飲食店などを整備する方針であり、その事業者には昨年9月、西日本鉄道(株)を代表とする「福岡県営天神中央公園西中洲エリア再整備共同事業体」が決定していた。天神中央公園・西中洲エリア全体のリニューアルオープンは、今年8月上旬を予定している。

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