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2019年統一地方選の前半戦が終わった。福岡県知事選挙は現職の小川洋氏が圧勝で3選を決めた。自民党内でも現職小川と新人武内のどちらを応援するか大きく分かれ、物議を醸し「保守分裂」と全国ニュースでも報じられた。
県知事選の裏で、事実上もう1つの保守分裂選挙となったのが、県議選「小郡市・三井郡」選挙区だ。自民現職の井上忠敏氏と無所属新人で公明党からの推薦を受けた横尾政則氏との一騎打ち。これまで5期の実績を訴える現職に対し、新人は現職自民党所属の国会議員Hを背景に選挙戦を展開した。横尾氏は同国会議員が首長時代の秘書であったという。
現小郡市長や前市長も新人候補の応援に入る姿が見られたことから、表面上は「自民VS無所属」ながら、事実上の保守分裂の図式。地元では、現職とHの対決とも囁かれていた。結果、現職井上氏が約600票の僅差でかわした。得票率は2.0%差で、どちらが当選してもおかしくはなかった。H議員は首長に加え、県議も仲間で固めようと目論んだが、今回は実績優位の現職がそれを阻んだかたちだ。
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