2024年12月27日( 金 )

「イオンショッパーズ福岡」 リニューアルオープン

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 イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、柴田祐司社長)は25日、福岡市中央区の「イオンショッパーズ福岡」をリニューアルオープン。開店前には建物沿いに100m以上の列ができ、天神の街を賑わせた。

開店直後の行列

 午前9時の開店時には記念品などが配られ、イオン九州・柴田社長も店頭で来店客を出迎えた。

 改装前は地下1階から7階までを店舗、8階をイオン事務所としていた。3月末から改装のため休業し、売り場を地下1階から4階までに圧縮し、リニューアルオープン。正式名称「イオンショッパーズ福岡」とあわせ、愛称として「TENJIN SHOPPERS FUKUOKA(天神ショッパーズ福岡)」の名称も使用。看板には愛称が表示されている。

 地上5階から8階まではオフィススペースとして19年夏オープン予定。周辺エリアで天神ビッグバンとして進められているビル建替えに際し、一時移転先の貸事務所として活用する考えだ。

 地下1階の食料品売り場では、オーガニック食品や減塩食品など、健康に配慮した商品の品ぞろえを強化。売場入口となるエレベーター正面は健康酢などが大量に並べられていた。通常レジ7台に対し、セルフレジは18台設置した。

 通常レジではイオン九州では初めて「PayPay」などのQRコード決済が利用可能となった。イオンでは関東・山梨の一部店舗に17日導入し、今後店舗を増やしたいとしていた。

売場
TSUTAYAが運営するハニー珈琲

 

ダイソーと併設するthreeppy

 地上1階は医薬品や化粧品を中心に日用品などが並び、入口付近にはフレッシュジュースの専門店や焼き立てのパンが並ぶパン工場。2階はTSUTAYAをメインにハニー珈琲を併設。ハニー珈琲も業務委託提携でTSUTAYAが運営している。

 3階は衣料品、4階にはダイソーなどの専門店が並ぶ。ダイソーは別ブランドとして展開している300円ショップ「THREEPPY(スリーピー)」を初めてダイソーと併設した。

 

【吉田 誠】

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