三菱グループ、好決算相次ぐ
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9日、三菱商事、三菱重工、三菱電機が決算発表を行った。各社の2019年3月期決算(連結)の概要は以下の通り。
三菱商事は、売上高が前期比8兆5,363億円(113%)増となる16兆1,037億円、当期純利益は同305億6,400万円(5%)の増益となる5,907億3,700万円を計上した。収益認識基準の変更、オーストラリアでの石炭事業における販売価格上昇などが増収増益を牽引。2期連続で最高益を更新した。三菱重工は売上高4兆783億4,400万円、当期純利益1,013億5,400万円を計上。前期比で僅かながら減収となったものの、稼働休止中の工場などの固定資産売却が奏功し、赤字からの脱却をはたした。
「ニクイねぇ、三菱」のキャッチフレーズが話題となった三菱電機は前期比増収減益となった。増収を支えたのが、家庭電器部門。とくに、国内・北米・欧州市場向けの空調機器が販売シェアを拡大させ、売上高4兆5,199億2,100万円、当期純利益2,266億4,800万円を計上した。
【代 源太朗】
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