2024年12月24日( 火 )

日経平均株価2万1千円台回復~九州地銀の株価も上昇

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【表1】を見ていただきたい。九州地銀の株価推移表である。

~この表から見えるもの~

 上場している九州地銀12行(含むFG・FH)のうち、値上がりしたのはふくおかFGなど9銘柄。値を下げたのは豊和銀行と福岡中央銀行の2行で、値動きがなかったのは筑邦銀行だった。

 値上がりしたものの、19年3月末比の株価を超えている銀行はない。

・値下がり率の1位は、ふくおかFGで▲21.5%。▲527円の1,929円となっている。

・2位は北九州銀行を傘下に置く山口FGで▲20.5%。3月末比▲192円の746円。

・3位は佐賀銀行で▲19.6%。3月末比▲373円の1,533円。

・4位は西日本FHで▲16.8%。3月末比▲158円の782円。

・5位は大分銀行で▲10.1%。3月末比▲350円の3,110円。ここまでが10%以上の下げ幅となっている。

・以下、6位は宮崎銀行、7位は九州FG 、8位は今日値動きがなかった筑邦銀行となっている。

 第二地銀では、南日本銀行が第1位で▲10.7%。▲142円の1,179円。以下、2位は宮崎太陽銀行、3位は豊和銀行、4位は福岡中央銀行となっている。

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<まとめ>

九州地銀の株価は、年々マイナスとなり、歯止めがかからない状況となっている。いよいよ地銀の株主総会が【表3】の通り、今週末の九州FGを皮切りに本格化する。株主総会を控え財務担当者は、株価の動きに一喜一憂しているのではないだろうか。

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【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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