2024年11月24日( 日 )

受験生の健康維持・増進に注力 「心・知・体」の育成へ(前)

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(有)アイ・エフ・シー

 山口県内で学習塾事業を展開する同社。「難関大学合格者続出の予備校」として知られる東進衛星予備校のフランチャイズ事業として、これまで多くの受験生の学力アップのほか、健康面や精神面でのコンディションのケアに努めている。今回、新たな試みとして、高麗人参茶を用いた健康増進などのモニター試験を実施した。

東進衛星予備校外観

学力向上以外に心と体をサポート

代表取締役 大谷 恭孝 氏

 約20年にわたり予備校業界を代表する「東進衛星予備校」のフランチャイズ事業を展開する(有)アイ・エフ・シー。山口県内に7校を手がけ、志望校合格を目的に、業界有数の講師陣の授業のもと、今年も多くの難関大学・高校の合格者を輩出している。

 同社では単に学力の向上だけでなく、受験生の能力・パフォーマンスをいかに最大限に引き出すために集中力やメンタルのトレーニング、試験に向き合うための心構え、そして体調維持についてのアドバイスを的確かつ積極的に行っていることで、保護者からの信頼も高い。

 とくに健康維持については保護者の誰もが気になるところであり、「体調維持の方法は多岐にわたるだけに、どれを選択していいのかわからない」という声も聞かれる。受験で一番大事な時期に体調を悪くして本領が発揮できなければ元も子もない。

 同社が運営する各校のなかでも、風邪をひきやすい、インフルエンザにかかる、そのために集中力が落ち、常に普段通りの学力が発揮できにくいという受験生がおり、いかに体調を維持できるか。どうすれば本来の力を発揮できるかという施策を考えていた。そうしたなか、健康維持に役立つ食品素材として高麗人参に着目したという。

予備校内の様子

 高麗人参は原産国である韓国で数千年前から生薬として使われている機能性素材。韓国では免疫、記憶において機能が認められている。

 同社代表取締役・大谷恭孝氏は「受験競争が激しい韓国では、学生が健康維持のために常時飲用していると聞いた。もともと高麗人参が体に良いというのはわかっていた。地元下関で高麗人参のお茶を製造販売している企業があり、大学との共同研究で、若年層を対象に高麗紅参を用いた臨床試験で非常に有効であるという結果を聞き、体調維持などの期待できると思い、生徒に話したところ、飲用してみたいという声があったので、試験的に提供することを決めた」と話す。

<COMPANY INFORMATION>
所在地:山口県下関市秋根西町2-1-3
TEL・FAX:083-249-5630
事業内容:学習塾の運営

 

(つづく)
【小山 仁】

(後)

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