2024年07月17日( 水 )

キリンHD、ファンケルと資本業務提携

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 キリンホールディングス(株)(本社:東京都中野区、磯崎功典社長)は6日、化粧品・健康食品通販業の(株)ファンケル(本社:神奈川県横浜市、島田和幸社長)と資本業務提携契約を締結した。

 同社はファンケルの発行済株式を創業者である池森賢二氏とその親族、池森氏らの資産管理会社から、市場外の相対取引を通じて9月6日に譲り受ける。取得株式数は、3,954万400株で取得総額は1,293億円。所有割合は30.3%で議決権割合は33.0%となる。

 資本業務提携した理由は、QOLの向上や疾病の予防を推進する同社と、美しく健康で豊かな生活を支え、健康寿命の延伸を図るファンケルと目指す方向性が一致すること、事業領域で素材、研究開発、販売におけるブランドと技術ノウハウ、マーケティングにおいて補完関係にあり、両者の強みを生かした相乗効果で、さらなる事業展開の拡大が期待できるからとしている。

 業務提携後のファンケルの経営陣などの体制については未定。両者の直近の業績は、同社が2018年12月期で売上高1兆9,305億2,200万円、営業利益1,983億2,200万円、経常利益2,468億5,200万円、当期利益1,642億200万円。ファンケルは19年3月期で売上高1,224億9,600万円、営業利益123億8,700万円、経常利益123億4,800万円、当期利益86憶4,900万円。

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