ライオンズクラブを本来の姿に─337-A地区の今とこれから─(10)
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「側近の方へ、いつでも取材にうかがいます」
今回を含め10回に渡り、標題についての連載を行った。
その際に別途、連載内容について、読者の皆さまから寄せられたご意見をできる限り、紹介させていただいた。
この連載は、個人攻撃を目的としたものではない。あくまでもライオンズクラブの在り方について考えていくことが目的である。
「誰かの陰謀か?」
「当事者を攻撃して、利を得る人物が黒幕か?」
など、あたかも本連載を恣意的なものだとするお問い合わせがあったのも事実だが、取材を基に正確な情報を発信していくのが我々の使命である。当然、取材を行い、客観的な資料やデータもとに記事を作成する。物語ではないので、想像で書くことはない。側近の方にも、何度か取材を申し込んでいるが、9日現在、残念ながら明確な回答をいただいていないことを付け加えておく。
337-A地区だけでなく、同地区以外のライオンズクラブのメンバーの方々から、「知らないことばかりだった。まったく気づかなかった」「見て見ぬ振りをして、ことなかれ主義だった」「ライオンズクラブの汚い部分を見た」「こんなことを報じてほしくなかった。事実ではない!」「嘘つきめ!」など、さまざまなご意見・ご感想が寄せられた。
そんななか昨日、同地区内のクラブで活動する人物から、これまでとは違う角度からのご意見が寄せられた。
その内容は、「件の側近とする人物の言動などが常軌を逸していることは理解できた。それも大事だが、ライオンズクラブの体制・体質そのものを変革していかねばならない。その一番手が、元ガバナー・名誉顧問だ。ガバナーになれば、あの『ひな壇』に元ガバナー・名誉顧問として座ることができる。何歳になろうと、自ら引退するか、死ぬまでその『名誉』は保証される。それは、如何なものか?この体制こそが『勘違いの権威主義』を助長し、自分の欲のためにガバナーを目指すという体質が生じているのではないか?ガバナーに就任して5年後には、元ガバナー・名誉顧問を返上し、一クラブメンバーとして次のライオンズクラブをつくっていく人々を陰で支えていくようなサイクルを構築すべきだ。いつまでも年寄りが、権威・権力の幅を利かせているような組織に、誰が魅力を感じるのか?だから新しいメンバーの入会が減っているのだ」と今のライオンクラブについての改善点を述べた。
この意見こそが、これからのライオンズクラブの「We Serve─我々は奉仕する」のモットーに合致するのではないか。337-A地区もしかり。『見て見ぬ振り、無関心、ことなかれ主義』が、組織を堕落させ、人々のモチベーションを下げ、すべてを崩壊させてしまう。そうならないような、ライオンズクラブであって欲しい。
最後に、側近の方はぜひとも取材に応じていただき、ご自身の主張を正々堂々と述べていただきたい。こちらはいつでも出向く準備ができています。
(了)
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