天神ビッグバンのビル3物件を足しても東京再開発ビルに勝てず
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これまで、東京駅の玄関口は西側・丸の内口が担っており、東口の八重洲口はどちらかというと「マイナー」な存在だった。
ところが、再開発で、その八重洲口のイメージを一新するようなビルが八重洲口の目と鼻の先にある八重洲2丁目で着工されている(上の写真参照)。事業母体は住友生命だ。概要については看板写真を参照してほしい。
敷地面積は12,390.43m2で、延べ床面積は283,896m2。建築工事代金はおよそ1,300億円といわれる。完成すれば八重洲口を輝かせるような存在になるだろう。
福岡市天神の再開発に目を転じてみよう。天神ビッグバンの先発プロジェクトである「天神ビジネスセンタープロジェクト」「イムズ」「福岡ビル(新)」3物件の概要を添付している。
3物件の総敷地面積は14,717m2あり、延べ床面積は206,016m2に達する。八重洲2丁目開発の敷地面積は12,390m2と天神再開発3物件と比較すると2,300m2狭い。しかし、延べ床面積は283,896m2で天神の3物件より77,800m2広い。容積率においてもケタ違いの差がある。
東京では、この八重洲2丁目再開発ビル(総工費1,300億円)規模の現場は決して珍しくない。
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