地域との共生のため~しっかりとした顧客対応が必要に
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暑さも峠を過ぎて朝晩めっきり涼しくなり、野菜を植えるシーズンの到来となった。私もわずかばかりの畑にシソ、ピーマン、大根、キャベツ、白菜、人参、ジャガイモ、ニンニク、ラッキョウ、ネギ、オクラ、レタスなどを植えており、今はナスが二度目の最盛期を迎えている。
大根や人参は種をまき、ジャガイモやニンニク、ラッキョウなどは収穫したものを残して植えているが、キャベツや白菜はホームセンターで苗を買って育てている。
先日、白菜とキャベツの苗を購入するため近所のホームセンターを訪れた。キャベツの苗は順調だったのだが、白菜は台風の強風による影響を受けて2つが枯れたため、植え替えることにしたのだ。
そのホームセンターは午前8時開店。私は開店5分前の午前7時55分に到着した。元気のよさそうな白菜の苗を見つけ、黄芯と白芯の2つを買うことにした。しかし、午前8時ちょうどになっても表の「キャッシャー」窓口に店員が見当たらない。そこで、朝一番の客として店内に入ろうとした。すると、ドアの入口辺りで高齢の女性店員から、開口一番「表の窓口に人はいなかったですか」と言われたのである。
私は、「いらっしゃいませ。今日も当店をご利用いただき、ありがとうございます。」という言葉をかけられるものと思っていた。しかし、それとは正反対のことを言われたため、愕然として筆を執ることにしたのだ。
最近、24時間営業のコンビニや大手外食チェーンでも外国人店員を見かけることが多くなった。私が行ったホームセンターも午前8時から午後7時30分まで店を開けているため、人手集めに苦労しているのだろうが、「ホームセンター」を訪れる客は一見の客ではない。地域と共生するためには、社員、パート関係なく、しっかりとした顧客対応が必要ではないだろうか。
【(株)データ・マックス顧問浜崎裕治】
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