一瞬にかけて躍動するヒガシの青春(前)
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当校の体育部は16(含応援団)。その多くが開校と同時の1955(昭和30)年に発足している。10年後にはボクシング部が全国高校総体で個人優勝。以来、剣道部やバスケットボール部、サッカー部、ラグビーフットボール部、野球部、水泳部、ソフトテニス部、バレーボール部が全国高校大会や総体で、団体や個人、ペアなどで優勝。2014(平成26)年にはサッカー部、ラグビーフットボール部、バレーボール部が全国大会団体競技7冠を達成する偉業も成し遂げた。
部活動のためのセレクションもないなか、ヒガシに憧れて入学する生徒たちは勉強と両立させて活動しなければならず、厳しい日々を送るが、それを乗り越えた時の充実感は計り知れないはず。一瞬にかける青春は輝きに満ちている。
サッカー部
あの栄光を胸に全国制覇目指す
1970年(昭和45)年の創部。97年度には志波芳則監督(現・総監督)のもと、インターハイ、全国高校サッカー選手権、全日本ユース大会で3冠を達成。ヒガシの名を全国に轟かせた。2015年度には森重潤也監督のもと、2冠に輝いている。OBには日本代表の1人・長友佑都やギラヴァンツ北九州の本山雅志がいる。
ラグビーフットボール部
ユース大会で世界一狙う強者たち
2014(平成26)年、藤田雄一郎監督のもと、全国高校選抜大会、全国高校7人制大会、全国高校大会(花園)で3冠に輝き、ヒガシの名を全国に印象付けた。また、16-17年の第96回全国高校大会では1試合最多得点記録を更新。底力を見せつけた。OBには布巻峻介、藤田慶和(ともにパナソニックワイルドナイツ)がいる。
陸上競技部
注目のユース金メダル選手を輩出
植木貴頼監督のもと、出口晴翔君が2年生時の2018(平成30)年、第3回ユースオリンピック大会400mハードルで金メダルに輝いた。走る姿に心が顕れるという意の「走姿顕心」をモットーに70名が練習に汗を流し、2019(平成31)年インターハイでは400m、400mハードルで優勝。6年連続で入賞をはたす快挙を成し遂げた。
バレーボール部
令和初の日本一目指し日々練習
藤元聡一監督の指導下、2014(平成26)年、インターハイ、国民体育大会、全日本高校選手権大会の3冠を獲得。翌年には全日本高校選手権大会2連覇を成し遂げた。「努力に勝る天才なし」を練習のモットーに、27名の部員が令和初の日本一を目指している。Vリーグの鶴田大樹を始め、実業団などにOB多数。
ソフトテニス部
インターハイ優勝に向け切磋琢磨
1999(平成11)年、長尾重則監督の指導のもと、インターハイ個人戦で優勝。現在は石塚成吉監督が指導し「明るく元気よくコツコツと」をモットーに24名の部員が切磋琢磨している。ここ数年は全九州大会やインターハイ、全国選抜大会などに出場し健闘している。目標はインターハイでの優勝に置いている。
水泳部
33年連続で日本選手権大会出場
「自分に厳しく、何事にも全力で」を胸に70名の部員が江口俊樹監督下で練習に励む。2016(平成28)年度全九州新人大会で優勝、2017(平成29)年度全九州大会で総合優勝。同年まで33年連続で日本選手権大会に出場している。OBにロンドン五輪に出場した石橋千彰氏、1994(平成6)年度インターハイで優勝し日本代表に選ばれた今井亮介氏がいる。
空手道部
人間形成を第一に精進する日々
関戸善伸監督時代、九州内公式戦無敗を記録。2018(平成30)年度全九州大会男子団体組手で初優勝、同年度全国選抜大会で男子団体形3位、インターハイで男子組手3位に輝いている。現在、川添隆一監督のもと、24名の部員が人間形成を第一に空手道に精進。OBに第73回国体の成年男子・組手個人戦・軽量級で準優勝した明吉洸樹選手、全日本Jr強化選手の江藤純哉選手がいる。
剣道部
「全員レギュラー主義」で抜群の戦績
権藤和彦監督が指導した2008(平成20)年以降、インターハイ、全国選抜大会、玉竜旗大会、魁星旗大会、国体などの全国大会で、個人・団体で準優勝や3位、ベスト8という好成績を残す。とくに平成24〜25年度にかけて新人戦・全九州大会・インターハイ県予選で史上2校目となる福岡県3冠を達成した。大学の学生選手権で活躍するOBを多数輩出している。
(つづく)
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