2024年11月23日( 土 )

姪浜駅、西新駅構内の店舗事業者決定

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 福岡市は、24日、公募していた福岡市地下鉄姪浜駅・西新駅構内店舗事業者の選定結果を公表した。福岡市西区の玄関口でもある「姪浜駅」は、JR九州フードサービス(株)とJR九州ファーム(株)の企業連合体が優先交渉権者に決定した。

 商業施設「PRALIVA(プラリバ)」の開業が記憶に新しい「西新駅」は、(株)コクミンが優先交渉権者に決定している。

 姪浜駅の公募区画は、改札口のすぐ目の前という好立地で、昨年3月末まで「やりうどん姪浜店」が営業していた箇所となっている。JR九州フードサービスといえば、歌舞伎俳優・3代目市川猿之助氏のディレクションによる創菜料理「うまや」や、うどん居酒屋「粋」などの運営で知られる。姪浜駅の2018年度における1日平均の乗車人員数は22,128人(『福岡市地下鉄事業概要令和元年度』参照)で、福岡市地下鉄・空港線において13駅中5位の利用者数を誇る。相応の集客に期待がもてるため、今からJR九州フードサービスがどのブランドで勝負をかけてくるのか楽しみである。なお、対象区画の最低貸付料は105万9,000円(税別)となっている。

姪浜駅構内略図:赤枠内が公募区画

 西新駅の公募区画は、3番出入口すぐ側。ドラッグストア「コクミンドラッグ」の出店が予想される。西新駅の18年度における1日平均の乗車人員数は24,599人(同)で、福岡市地下鉄・空港線において13駅中4位の利用者数となっている。西南学院大学に通う学生を中心として、若年層の利用が多いのも特徴の駅であり、出店店舗の品ぞろえに影響を与える可能性はある。なお、対象区画の最低貸付料は75万5,000円(税別)となっている。

西新駅構内略図:斜線部が公募区画
コクミンドラッグ

 【代 源太朗】

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