名義借りて許可取得 建設業法違反の疑いで久留米市の建設会社代表ら逮捕
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福岡県警は10月28日、建設業法違反の疑いで、久留米市北野町の土木工事業「(株)三原産業」の社長三原次雄容疑者(69)と、小郡市三沢の無職・三木幸雄容疑者(75)を逮捕した。
逮捕容疑は今年1月23日、雇用実態がないにも関わらず三木容疑者が同社の常勤の専任技術者であるという虚偽の書類を県に提出し、2月15日に特定建設業の許可を受けたというもの。三木容疑者は一級土木施工管理技士の資格を保有している。
特定建設業の許可があれば、元請業者として、下請業者に対し、建設一式工事では6,000万円以上、その他工事では4,000万円以上の工事契約を締結することができ、より大きな仕事を受注することが可能になる。
福岡県建設指導課によると、虚偽の申請が発覚した場合、指名業者であれば一定期間の指名停止、何らかの刑が確定すれば許可の取り消しもあり得るという。
【東城 洋平】
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