2024年12月24日( 火 )

いよいよ師走~九州地銀の株価はどうなる

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 【表1】を見ていただきたい。11月の日経平均株価の推移表である。

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~この表から見えるもの~

 11月29日の日経平均株価(終値)は、前日比▲115円23銭の23,293円91銭(前日比▲0.49%)と2日続けて値を下げたものの、9月末比+1,538円07 銭(7.07%増)。3月末比+2,088円10銭(9.85%増)となっている。

【表2】を見ていただきたい。東証(1部)に上場している九州地銀(含むFG・FH)7行の11月末の株価上昇率順位表である。

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~この表から見えるもの~

 11月29日の株価上昇率1位は、九州FGで、前期比+42円の492円(9.33%増)。

・2位は宮崎銀行で、前期比▲143 円の2,626円(▲5.16%)。

・3位西日本FHで、前期比▲95円の845円(▲10.11%)。

・4位は佐賀銀行で、前期比▲201円の1,705円(▲10.55%)。

・5位はふくおかFGで、前期比▲371円の2,085円(▲15.11%)。

・6位は大分銀行で、前期比▲615円の2,845円(▲17.77%)。

・7位は北九州銀行を傘下に置く山口FGで、前期比▲185円の753円(▲19.72%)。

 上場している九州地銀のなかで、九州FGだけが、3月末比プラスと健闘しているのが目に付く。

 青囲いは中間決算(9月)発表日の株価であるが、発表日より11月末の株価が上昇しているのは九州FG、西日本FH、佐賀銀行の3社だけとなっている。

いよいよ、来週から師走を迎えるが、前期比プラスに値を戻すところは出てくるのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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