2024年12月22日( 日 )

【政界インサイダー情報】IR汚職事件に見る、政権崩壊

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 今回は昨年お伝えした内容を、おさらいしてみましょう。

 まず安倍昭恵夫人の登場です。これはほとんどの方が想定していた成り行きではないでしょうか。「桜を見る会」の首相招待枠「60番」関連で常に問題を起こすのは夫人の方でしょう!

 夫人の友人企業がこの会の飲食ケータリングを7年連続、ほかの競争相手もなく1社で落札、独占し続けるなど、あり得ない話です。森友学園同様、悪気のない「お嬢様」が起こしたスキャンダルと、それを各関係者が忖度した結果です!野党から今月20日からの通常国会で追及され、今後もいろいろな問題が出てくるでしょう。

 これもすべて「安倍一強政権」を忖度する官邸官僚と「金魚の糞政治家」たちが勘違いをしているわかりやすい事例の1つであり、根本は皆同じなのです!

 その代表的な問題がIRに関する「安倍・トランプ密約」で、今後さらに問題になること必定の大阪IR(MGM)と横浜IR(Sand's)です。表向きの公募(公開入札RFP)などは茶番です。上記米国カジノ企業(トランプ大統領の大口献金者)で、入札前から確定しており、残りは1カ所のみです。

 これを横目で見ている秋元司衆院議員も含めた政権下の各関係者、大阪維新の会、松井大阪市長、吉村大阪府知事、下地幹郎衆議院議員などは、この密約を十分承知し、これに忖度することが各々にとって都合が良いのです。

 秋元司氏を含めた若い自民党議員たちも、それを政権内部で直接見ています。だから「上がやってるから問題はない」と考え、自分たちの近い将来の利権を考えて、今回のインターネットカジノ業者「500ドットコム」(中国企業)に狙いを絞り、レベルこそ違え、同様のことを実行したのです。報道されている「候補地を増やす」などの主旨ではありません!

 安倍一強政権下で、昭恵夫人も含めた当事者たちは正常な判断ができなくなっており、政権の崩壊が始まっているのです!

 これらはお粗末な「お嬢様夫人」と小物政治家たちによるものですが、これから出て来るのは、安倍首相の出身派閥である清和会のIR推進議連の諸氏です。萩生田光一氏、西村康稔氏以下、相当多くの名前が挙がるはずです。

 過去にお伝えしているように一昨年、立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員(次の国会での特別追及チーム)が激しく追及した「トランプ大統領大口献金カジノ企業」から、彼らが多額のパーティ券などを買っていた件がさらに再燃するでしょう。

 国会周辺では次期首相候補問題で中国にパイプを持つ二階派外しという取って付けたような噂もありますが、それは理屈に合いません。あくまでもファーウェイ問題に代表されるトランプ大統領令(昨年5月)、米中覇権争いから来る当前の安全保障体制、AI や5Gなどの国家戦略における「中華系カジノ企業外し」です。

 秋元議員などの若く愚かな連中は、これを読むことができなかっただけで、いずれかの米国カジノ企業と大阪、横浜などを組ませようとして欲をかいただけの話です。よって、今後の国会は、ますます面白くなりますよ!乞うご期待です。

 「JC福岡の若い諸君、正々堂々と残り1カ所に選ばれるよう頑張れ!」

【青木 義彦】

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