重要事項説明書を誤って記載~東京都の宅建業者に業務停止処分
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東京都は2月18日、宅建業者2社に対し業務停止処分を下した。
業務停止処分を受けたのは、(株)サンアーク(東京都中野区、谷本鉄夫代表)、(株)Next Futures(東京都中央区、武富大輔代表)の2社。業務停止期間はいずれも3月4日からで、サンアークが7日間(3月10日まで)、Next Futuresが5日間(3月8日まで)となっている。
都によると、今回の契約はサンアークが貸主側、Next Futuresが借主側の立場で契約を媒介。2社は宅建業法に定められている規定に違反し、重要事項説明書に不実の記載があったほか、具体的な内容の記載を怠っていたり、別紙参照と記載しながら資料を添付していなかったりなどの不備が確認されたという。
不実の記載について都の担当職員は、「本来であれば同一に記載をしなければならない箇所について、(賃貸借契約書と重要事項説明書で)誤った記載をしていた」と説明。「過去の契約時に2社が誤って記載をしていた事実は確認されていないことから、故意性はない」としている。
【長谷川 大輔】
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