2024年12月23日( 月 )

【コロナに負けない(15)】「もしも」を想定し、新型コロナウイルスと戦う

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、さまざまな業界が影響を受けている。葬儀に使用する花を扱っている会社でも売上に影響があるだろうと思い、尋ねてみたところ、葬儀の縮小などはあるにせよ、大きな影響は出ていないという。

 「影響がない」というのは、新型コロナウイルス感染拡大とはまったく関係がないということではない。会社の営業活動を停止しなくてもよいよう対策を講じているため、現在は影響がないということのようだ。

 感染しないようにするにはどうするか、もしグループ内の店で感染が出た場合はどう対処するのか、どうやって物流を確保するのかなど、日々変化する状況をみながら「もしも」を想定し対策を打ち出す。それを社内で共有しながら見えないウイルスと戦っているのだ。

 「もしも」に対する備えは、新型コロナウイルスだけに限らず、常に必要なことであり、同社にはそうした風土が醸成されているのだろう。

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