2024年12月27日( 金 )

イオン九州、即時配達のテストサービス再開~割引サービスも

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、柴田祐司社長)は5月20日、ヤフー(株)と新型コロナウイルス感染症拡大防止による、緊急事態宣言を受けて停止していた、福岡市中央区天神エリア限定の即時配達サービス「PayPayダッシュ」のテストサービス(実証実験)を、同日から再開すると発表した。

 「PayPayダッシュ」は消費者がアプリ上で配達先を指定し、弁当、おにぎり、パンなどの商品を注文すると、30分~1時間で商品を受け取れるサービス。同社の場合は、「PayPayダッシュ」の配達員が注文を受けた後、イオンショッパーズ福岡店で該当商品をピックアップし、自転車で商品を配達先に届ける。支払いは商品受け取り時に、ユーザーの「PayPay」アプリ上で行う「PayPay」決済か、商品注文時に「PayPayダッシュ」のアプリ上で行うクレジットカード決済のいずれかを選択。送料は注文状況により変動するという。

 緊急事態宣言下でデリバリーや電子決済の利用の広がりとともに、即時配達サービスの需要は拡大すると見込まれており、同社は3月16日からテストサービスを開始。今回の再開に際し「PayPayダッシュ」では、消費者の要望を踏まえ、配達圏を天神地区のほか博多駅前、博多南、住吉、美野島、清川、桜坂、白金、高砂、六本松までエリアを拡大。取扱商品も再開前(約150アイテム)から、新たにサラダ、惣菜、野菜などを追加し、弁当の種類も増やして約330アイテムまで広げた。

 また注文については最低注文金額を設けず、1商品の注文でも運ぶキャンペーンを行っているほか、5月31日までの期間限定で、アプリから購入すると、商品価格から20%割引のクーポンコードを提供する。なお、テストサービスの終了時期は未定としている。

▼関連リンク
PayPayダッシュ

関連キーワード

関連記事