2024年12月23日( 月 )

トライアル、8品目値下げしコロナ禍前の水準に 食品主要19品目売価調査

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 トライアルが売価を下げている。データ・マックスが6月29日に行った食品主要19品目売価調査によると、前回5月25日時点に比べ、サッポロ一番味噌ラーメン、ミツカン味ポン、ハウス・バーモントカレー、カゴメとんかつソース、キューピーマヨネーズ、ネスレ・キット・カットミニ、明治おいしい牛乳、おーいお茶の8品目が安かった。一方で、雪印ネオソフトと夢つくしを値上げした。トライアルはコロナ禍の本格化した4月、前月から9品目を値上げした。非常事態宣言解除で家庭での食事が減り需要が下降すると見たのか、ミツカン味ポンや明治おいしい牛乳、おーいお茶は売価をコロナ禍前に戻した。

 ルミエールは売価をほとんど動かしていない。シャウエッセンを228円から199円に値下げしたのは定期的なもの。雪印ネオソフトは158円から178円に値上げしたのも同様で、それでもトライアル、マルキョウより安い。

 マルキョウは日清カップヌードルとシャウエッセンの2品目が前月より高かった。いずれも期間限定の特売。

 巣ごもり消費は小中高の授業再開や外食の増加にともない、徐々に縮小すると予想される。これにともなって消費者の低価格志向が再び強まる恐れがある。1人あたりの買い上げ点数と客単価は低下に向かいそうだ。

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