2024年12月23日( 月 )

世界平和に向けて(5)~ベトナム人現技能実習生インタビュー

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 NetIB-Newsでは、世界平和を実現する一助となるべく、外国人留学生・技能実習生などに関するトピックを取り上げていく。今回もDEVNET Internationalから提供していただいたベトナム人技能実習生2名(実習先:総菜製造の山晃食品(株))のインタビューを紹介する。彼らは日本での技能実習にどのような不安と期待を抱いて来ているのであろうか。

Q1:日本にどうして来ようと思ったのですか?
Q2:日本に来る前に不安がありましたか?    
Q3:技能実習生に関してあなたの周りで悪い話や噂はありませんでしたか?
Q4:日本にきてどうでしたか?    
Q5:実習が終わり帰国したら、何をしたいですか?

Aさん

 A1:家族の生活と自分の将来に向け、スキルアップのため。
 A2:酷い扱いを受けるのではないかという懸念がありましたが、来日してみると日本人は親切で、現在は何も心配していません。
 A3:とくに聞いたことはありません。できることなら残業したいです。
 A4:心配はあったものの、日本人が良い対応をしてくれているので悪いイメージはありません。
 A5:ベトナムにある日本の会社に勤めたいです。

Bさん

 A1:自分の将来のため。
 A2:日本式の生活に慣れず、適応できないのではないかと心配しました。
 A3:知人が日本で他の会社に手伝いに行ったときに、男性の同僚から不快な態度を取られたことがあると聞いていました。
 A4:失望したくなかったため、日本での生活を事前にあまり想像しないようにしていました。しかし、実のところ日本ではとても良い対応をしてもらっており、来日してよかったと思っています。
 A5:技能実習生は帰国後、通訳や翻訳など言語に関する仕事やホテル・レストランのオーナーやスタッフになりたいと思う人が多いです。しかしそれらは特定技能訓練とは異なる職種(Bさんの場合、総菜製造業)であり、そのような仕事ができるのかどうかはわからないと思います。

(4)
(6)

関連記事