イズミ8月中間決算、経費減で経常17.5％増を確保　売上は11.8％減

　イズミの8月中間連結決算は、営業収益が前年同期比11.8％の減収であっだが、粗利益率の改善と販管費削減で経常利益は17.5％の増益を確保した。

　食品は1.4％増収だったが、衣料が37.7％、テナントが22.5％の各減と落ち込んだ。既存店は14.6％減だった。

　衣料在庫の削減などで粗利益率を23.24％と1.34ポイント改善する一方、人員配置の見直しや各種経費の削減で販管費を10％圧縮した。

　2021年2月期の営業収益は前期比5.7％減の7,019億円と下期からの回復を見込む。営業利益は4.1％増の332億円、経常利益は3.8％増の332億円と小幅増になる。当期純利益は190億円と4.8％の減益見通し。

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