日本の2019年のビールの消費量は世界7位 気になる1位は?
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キリンホールディングス(株)(東京都中野区、磯崎功典社長)が運営するインターネット上の仮想大学「キリンビール大学」が2020年12月、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、計170の世界主要国および各地域において19年のビール消費量をまとめたレポートを発表した。この調査は、1975年分から統計を開始している。
国別消費量では、03年から17年連続で中国が1位。日本は13年連続で7位となっている。中国は消費者の需要が成熟し、市場が飽和した影響を受けて総消費量が減少した一方で、富裕層の増加によって個人消費が高まり、中高価格帯の商品は好調に推移している。
20年はコロナ禍で業務用の需要が落ち込む一方、巣ごもり需要により家庭でのビール消費量は増えた。次回のレポートでは、酒類市場の大きな変化が確認できるだろう。
【茅野 雅弘】
▼関連リンク
「キリンビール大学」レポート「2019年世界主要国のビール消費量」(PDF)
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