九州百貨店2020年売上高、24.3%の大幅減 コロナ禍で過去最大の落ち込み
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日本百貨店協会が発表した2020年1~12月の九州地区百貨店売上高は3,500億700万円と前年比24.3%の大幅減だった。福岡市が27.0%減の1,533億6,800万円、福岡市を除く九州が22.8%減の1,966億3,900万円だった。いずれも減少率は統計をとり始めた1965年以来最大。
コロナ禍で4月から約1カ月、緊急事態宣言で食品売り場を除き休業し、宣言解除後も客の戻りが鈍かった。年間売上の3割を占める12月商戦は感染第3波の到来で福岡地区が前年同月比12.1%減、福岡市を除く九州が9.1%減と不振だった。
一方、全国売上高は26.7%減の4兆2,204億円で、1975年以来の水準だった。
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