アダルニュースレター(1)気づいた時には変色している?コロナ禍における素材別家具の消毒方法
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(株)アダルより、2月16日付のニュースレターを提供していただいたので掲載する。
コロナ禍において、飲食店・オフィスなどの家具をアルコールなど強力な消毒液で消毒することがスタンダードになってきましたが、家具の表面仕上げが変色したり、劣化したりというトラブルも出てきているようです。一度変色や劣化を起こすと修復することが難しいため、注意が必要です。
家具のお手入れには基本的に中性洗剤が推奨されていますが、「より強力な消毒液で消毒したい」というニーズは多いです。そこで、今回は当社の家具で使用している素材・塗料メーカー10社以上の見解を基に、各素材・塗装別の消毒耐性についてまとめたものをご紹介します。
コロナ禍で多用される3つの消毒方法
中性洗剤のほかにコロナ禍で一般的になった消毒方法は、「A.アルコール(エタノール」「B.次亜塩素酸水」「C.次亜塩素酸ナトリウム液」の3種類です。
アルコールの中でもエタノールとよく混同されるメタノールは人体に有害な物質のため、注意が必要です。また、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム液」は名前が似ていますが、物性が全く異なりますので混同しないように注意して下さい。
素材・塗装別の消毒耐性
当社で家具に使われている6種類の素材・塗料をさらに15種類に分類し、「A.アルコール(エタノール」「B.次亜塩素酸水」「C.次亜塩素酸ナトリウム液」で消毒を行った場合の耐性を、下記に一覧表としてまとめました。
コロナ禍においても基本的に中性洗剤を推奨
イス1つとっても張地や木材、金属など様々な素材・塗料が使われています。当社の見解としては、(独)製品評価技術基盤機構(NITE)で市販の家庭用洗剤の主成分でもある「界面活性剤」も一部有効であると報告されているように、「中性」の家具用洗剤を推奨しております。下記URLより具体的な商品名がご確認頂けます。
「中性」の家具用洗剤の商品名(PDF)
最後に
上記の内容はあくまでも皆さまに、コロナ禍における家具の消毒方法について、正しい知識を持っていただくことが目的であり、品質を保証するものではありません。当社の品質保証としては、取扱説明書・保証書に記載されているように、中性洗剤によるメンテナンスが適用条件となりますので、ご了承下さい。素材別のより詳しい消毒方法は下記よりご覧頂けます。
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