2024年12月23日( 月 )

新出光、EVスクーターのシェア事業スタートに向け実証実験開始

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Eスクーターシェアリング事業「ラクすく」

 環境へ配慮した身近な移動手段として注目される「EVスクーター」のシェア事業スタートに向けて、(株)新出光は九州大学(以下、九大)と福岡市と連携し、実証実験を開始した。EVスクーターを活用したシェア型移動サービスの実証実験は、全国初の取り組みという。

 新出光は同実証実験により、EVスクーターのシェアを通じた利用者ニーズの把握や、運営課題の検証などを行い、移動手段の多様化、利便性向上、新たな環境モビリティの提供などに繋げたい考えだ。

 なお、同実証実験は「福岡市実証実験フルサポート事業()」に採択された事業で、広報協力や関係機関との調整など、市のサポートを受けて行われている。

 実証実験は九大に通う学生や教職員を対象に、5月10日(月)~7月30日(金)まで行われる予定で、期間中、九大伊都キャンパス~JR九大学研都市駅までの移動手段として無償でレンタルされる。利用条件やレンタル受付・返却場所(ポート)は下図の通り。

EVスクーターのシェア事業 利用条件 レンタル受付 返却場所(ポート)

 新出光は、将来的にEスクーターシェアリング事業「ラクすく」を展開していきたい考えで、福岡市内100カ所でのポート場所設置、シェアリングサービスの24時間提供を目指している。

【代 源太朗】

※:福岡市と福岡地域戦略推進協議会がAIやIoT等の先端技術を活用した社会課題の解決等に繋がる実証実験プロジェクトを全国から募集し、福岡市での実証実験をサポートするもの。 ^

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