【内部告発】読売新聞社で悪質なパワハラ被害に対する私の考え方
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別添の通り、5月24日消印の投書がデータ・マックス本社に届いた。宛名は(株)データ・マックス浜崎裕治様となっている。
この手紙が筆者の家に転送されてきたのは、5月28日の金曜日だった。この手紙を読んで公表すべきがどうか迷った。
筆者も山口銀行の出身であり、大いに悩み眠れぬ夜を過ごした。筆者としては、この手紙を掲載すれば、山口銀行OBの多くの友人を失うことになると感じたからだ。
しかし、送り主は実名ではなく山口銀行OBと匿名となっているものの、手紙の内容を見ると、切々と訴えかけるものが伝わってきた。
筆者は、「山口銀行出身の元バンカーでなく、ジャーナリストとして生きる道を選ぶ」ことを決断した。
(5月31日付のNet IB News「山口FGの吉村猛会長に対する『内部告発』について」より引用)
筆者は維新銀行(山口銀行)を舞台にした『実録 頭取交替』を出版した。甲羅万蔵相談役(田中耕三氏)の指示の下で頭取交代が実行された事件を取り扱ったものである。谷野銀次郎頭取(田原鐵之助氏)が罷免され、古谷政治頭取(故・福田浩一氏)から吉村猛頭取となった。
別添の投書は、長らく山口銀行を支配していた田中相談役が特別社友となり、下関を去ったことから、独裁的な振る舞いが立つようになった吉村頭取に対する内部告発の文章である。今も多くの投書がデータ・マックス本社に届けられている。筆者もジャーナリストの1人として、この投書をしていただいた匿名の方々のために、微力を尽くす覚悟である。
<まとめ>
今回掲載された「読売新聞で悪質なパワハラ被害」について、「コダマの核心レポート」で児玉社長が述べているように、本当に読売新聞内のパワハラ被害を解消したいのであれば匿名ではなく、自社内の改革をすべく実名で、信念をもって公表すべきではないだろうか。確かに迷うことはあっても、それが読売新聞社員に与えられたジャーナリストとしての使命ではないだろうか。【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】
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