ツルハ21年5月期 化粧品や季節品の売上が低迷

　ツルハの2021年5月期決算は、売上高が前期比9.3％増の9,193億300万円、営業利益が同7.5％増の483億7,700万円、経常利益が同3.0％増の476億8,800万円、当期純利益が同5.8％減の262億8,300万円だった。

　同社グループではカウンセリングを主体にした接客サービスの徹底とともに、コロナ禍を含む生活スタイルの変化に対応するための施策に取り組んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響について同社は「感染予防関連商材の需要増、緊急事態宣言などによる外出自粛で日用品、消耗品、食品などの需要増があったものの、インバウンド需要の剥落や化粧品の需要減、下期においては風邪薬を中心とした季節品のウリ上げ不振などの成長阻害要因が見られた」としている。

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