2024年12月22日( 日 )

ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ 理事長と大口債権者代理人が「福高観光開発」案を支持

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 会社更生手続が進行中のザ・クイーンズヒルゴルフ場に対し、クラブ理事長と大口債権者の代理人弁護士ら計3名が東京地裁と管財人に対して上申書を提出したことがわかった。上申書はスポンサーに名乗りを上げている福高観光開発(株)が提出した更生計画案を推薦する内容となっている。
 同案では設備投資資金約10億円など計30億円の支援金を用意。新規会員募集を行わないなどの現会員のメリットを保持する計画が出されている。

 管財人団が社団法人化を目指す一方で、大口債権者の九州債権回収(株)は会社更生法の申請前から資金繰りについてスポンサーの必要性を指摘していた。今回の上申書について、管財人代理は「裁判所に対し、そのような動きがあったことは承知している」としたうえで、「やるべきことを粛々と行う」と社団法人化を進める考えに変わりはないことを示している。
 8月20日が更生計画提出期日だが、ひとまず7月18日の理事会でいかなる議論がなされるか注目される。

【鹿島 譲二】

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