2024年11月24日( 日 )

透明性欠くトライアルの決算 連結でないと経営の実態はわからない

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 トライアルカンパニーがホームページに掲載している決算は、グループの業績を反映しておらず、決算自体にも恣意性がうかがえ、信頼を置けない。

 2021年3月期の粗利益率(売上総利益率)は0.73%で前年度の1.17%より0.44ポイント低かった。トライアルは小売子会社に商品を供給する卸会社で一定の差益を取っているが、率は18年3.40%、19年2.59,20年1.17%と下がり続けている。前期の粗利益額は約16億円減少した。どんな基準で率を決めているのか、毎期恣意的に決めているとしたら、決算の信頼性が崩れる。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1週間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連キーワード

関連記事