2024年12月23日( 月 )

台湾の元総統・李登輝氏を偲ぶ会(一周忌)が福岡で開催

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台湾の元総統・李登輝氏を偲ぶ会(一周忌)が福岡で開催   7月30日、1年前の同日に逝去した李登輝台湾元総統を偲ぶ会がホテルオークラ福岡で開かれた。仏壇仏具販売・(株)はせがわの長谷川裕一相談役、松尾新吾九州電力特別顧問、石原進JR九州特別顧問が発起人となり、台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正総領事とともに呼びかけた。長谷川相談役、石原特別顧問、松浦正人前全国市長会長(前山口県防府市長)、陳総領事などがあいさつを述べた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、参列は事前招待・予約のみとされ、李元総統と親交のあった九州内外の政財界関係者ら約350名が参列した。福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長も献花に訪れた。

関係者一同
関係者一同

『李登輝と九州』増補版出版

『李登輝と九州』増補版
『李登輝と九州』増補版

 会場では李元総統と九州とのエピソードなどを取り上げた『李登輝と九州』(廣瀬勝編、集広舎、増補版)が発売されており、多くの参列者が買い求めていた。寄稿した石原氏によると、世界で唯一日本の新幹線の規格が採用されている台湾の高速鉄道は利用者が2019年には延べ6,700万人に達しており、李登輝総統(当時)が地震の発生する台湾においては、高速鉄道の規格は日本の新幹線の規格がよいと導入を決定したという逸話がある。
 書籍の一般販売は行わない。ご関心のある方は「日本李登輝の会」広瀬理事までメールまたは電話で問い合わせて欲しい。

【茅野 雅弘】

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