2024年11月23日( 土 )

西日本シティ銀行広報文化部・中村氏に告ぐ(4)西銀、合併により預金量で福銀逆転も一瞬で追い抜かれる~生え抜き頭取誕生で今後に期待

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 2004年10月、西日本銀行と福岡シティ銀行が合併して西日本シティ銀行が誕生した。2行の合併のおかげで、ようやく福岡銀行に預金量で7,000億円水をあけたことは「おーい!ナカムラさん、鮮明に記憶されておられることでしょう」と確認したい。ところがどうしたことか!福岡銀行に一瞬のうちに追い抜かれ、歯がゆい気持ちでおられたのではないかな!抜かれた原因がわからず、ただ茫然と佇んでいた中村さんの姿が目に浮かぶようだ。

 原因は単純である。合併後1年半後の06年6月に久保田勇夫氏が頭取に就任した。久保田頭取は財務省OBとして天下ってきており、世界経済の分析を得意としている。かたや福岡銀行側は05年4月、5代続いた日本銀行からの天下りを止めて、生え抜きの谷正明氏を頭取に抜擢した。生え抜き頭取誕生で行内は大いに盛り上がったのである。福銀は「預金トップ奪還」を合言葉に戦いの口火を切り、瞬く間にトップ奪還をしたのである。

 だからこそ、久しぶりの生え抜き頭取誕生に湧く、貴行の躍進ぶりを期待しているのだ。

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