美食のまち福岡の新たな味覚の開拓者 コロナ禍にも揺るがぬたしかな信頼
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(株) えびす二六(にじゅうろく)─酒楽遊善 えびす 警固本店通り店─
代表取締役 小坂 征由 氏素材を活かした独創的な料理で人気を博す
福岡市中央区警固交番を西に入った一角に、山海の素材を最大限に活かした創作料理とお酒を堪能できる店がある。「酒楽遊膳 えびす 警固本店通り店」である。
名物料理の1つが「博多新おでん」。店主の小坂征由氏も「博多発祥の水炊きをベースに魚介和風だしをかけて召し上がっていただくという、まったく新しいかたちの『おでん』です。また、豚肩ロースしゃぶしゃぶや、春菊、半熟玉子など、従来のおでんにはない具も楽しんでいただけます。一度召し上がっていただいた方は、みなファンになってくださいます」と胸を張る、当店オリジナルの自慢の一品だ。あっさりしながらも出汁の効いた優しい味。〆には黒毛和牛テールの旨味溶け込む特製和風ラーメン。季節を問わず、来店者のほとんどがオーダーするというのも頷ける。
このほかにも、「自家製つくねのタレ焼き卵黄添え」「極上!!黒毛和牛テールブロック塩焼き」などなど、銘酒に合う定番メニューが勢揃い。もちろん別紙の「本日の旨いもん」ラインナップも見逃せない。木をふんだんに使った店内で、温もりに包まれながら、シンプルながらもきめ細かな味付けと盛り付けの料理にゆっくりじっくり舌鼓を打つ。そんな極上のひとときを約束してくれるのが「えびす」なのである。
どんな状況下でも笑顔と元気の源を人々に
昨年来、新型コロナウイルス感染拡大抑制のために断続的に発令されてきた緊急事態宣言およびまん延防止など重点措置によって、多くの飲食店が長期間にわたる酒類提供自粛と店舗内営業時間短縮を余儀なくされた。小坂氏は、「我々は政府の緊急事態宣言前の2020年4月3日から営業自粛を実施いたしました。酒類の提供は行わず、ランチの時間から開店、お料理は弁当など持ち帰り用にするなどして、午後8時閉店を通してきました」。
そして、待ちに待った10月15日の制限解除。この日、同店は馴染み・新顔を問わず、多くの来店者で賑わった。常連客の1人はこう話す。「ようやく『えびす』さんで、おいしい料理とお酒とともに、仲間と語らうことができて嬉しいです」。さまざまな年齢層の男女が、各人それぞれのペースで楽しむ店内。顧客の笑顔を見守り、時に言葉を交わしながら、鮮やかな包丁さばきを示す料理人。そして、元気いっぱいのフロアスタッフ。店内には早くも「えびす」本来の活気が戻っていた。
とはいえ、いつ新型コロナウイルス感染症が勢いを盛り返し、再び行動制限が課されるとも限らない。だが小坂氏は、「どのような状況でも、我々は食を通して、必ずお客さまに笑顔と元気をお届けします」と強い意欲を示す。人々の豊かな心と身体の基盤をつくる「食」において新たな次元を拓き続ける。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:小坂 征由
所在地:福岡市中央区警固2-16-6
設 立:2013年1月
資本金:100万円
TEL:092-716-8383
URL:http://ebisukego.web.fc2.com
<プロフィール>
小坂 征由(こさか せいよし)
1978年生まれ。アルバイト4種類、10種の業種を経験し、2013年えびす警固本通り店を継承。14年に法人化。(株)えびす二六(えびすにじゅうろく)を設立し、「食を通じて人間交流、人間育成する」「家族を大事にする」の2つをモットーに、警固の地で地域に根差したお店を目指している。関連キーワード
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