SDGsに真摯に取り組み、新たな建設業の在り方を提案
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松吉建設(株)代表取締役
松吉 繁孝 氏世界が称賛する糸島市に本社を置き、安全性と快適性に優れた住空間を創造
県内にとどまらず全国からも注目を集め、2021年にはイギリスの情報誌『MONOCLE』(モノクル)が実施した「魅力的な小都市ランキング」で世界3位に輝いた福岡県糸島市。松吉建設(株)はそんな糸島市を本拠地とし、建築工事と土木工事の2事業を主軸に躍進を続けている建設会社である。「尊重・信頼・自覚・奉仕」という4つの企業理念を貫き続け、いまや2022年8月の設立50年を目前にひかえた同社。高度化・多様化するニーズに柔軟に対応するべく、日々、万全の体制で事業にあたっている。
とくに重点を置いて取り組んでいるのが、安心・安全な住まいづくり。(1)結露を防止するLow-E複層ガラス(アルゴンガス封入)の導入、(2)暖かい住空間を実現する硬質ウレタンボード断熱材の使用、(3)耐震性・耐久性・耐火性に優れ経済的な2×4工法の採用、(4)清浄な空気を保つ第三種排気型集中換気システムの導入の「4つの住宅仕様」を通じて、快適かつ安全な住空間の創造に注力している。1988年8月にスタートした自社開発の賃貸マンション「ルビエ」シリーズは大きな好評を博し、数多く世に送り出した。全社を挙げて働き方改革を実践、最終的な目標は「人生改革」
近年、持続可能な社会の実現を目指そうとの考え方が徐々に浸透し、その具体的目標として設定されたSDGsに即して全世界で取り組みが進んでいる。同社もこの考え方に賛同し、企業活動の一環として取り入れてきたが、2020年3月、17のゴールのうち1,2,3,6,8,11、12、13の8項目の取り組みが(公財)九州経済調査協会によって認定された。認定された8項目のなかではとくに「働きがいも経済成長も」という8番目の項目に力を注いでいる。
「労働環境に難があるといわれる建設業界ですが、今や4週6休は当たり前で、週休二日制を目指す体制を整えなければ優秀な人材は確保できません。若い社員がこの会社で定年になるまで働きたいという会社でなければ、当社の発展も望めないでしょう」――ずばりそう指摘する同社・松吉社長の言葉からは、建設業界の就業者といえば年齢が高く、仕事もハードだというイメージを払拭し、余暇の時間も存分に楽しめる新しい業界に変革したいという熱い思いが感じられる。同社は働きがいを重視し、家族手当や資格手当、通信費手当など7つの手当を完備して社員のやる気をバックアップ。国内で進められている「働き方改革は人生改革」とも断言する、松吉社長ならではの経営方針である。
世界からも注目を浴び、人口も増え続けている糸島市を拠点に、建設のクオリティ維持はもちろんのこと、社内外における革新的な取り組みも怠らない同社。今後も福岡の建設業界に新たな潮流をもたらしてくれることだろう。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:松吉 繁孝
所在地:福岡県糸島市千早新田140-8
設 立:1972年8月
資本金:3,000万円
TEL:092-323-3960
URL:https://www.matsuyoshi-k.co.jp
<プロフィール>
松吉 繁孝(まつよし しげたか)
1951年11月29日生まれ、福岡大学卒業。73年、ヤマウセメント製品工業(株)に就職。75年、家業を手伝うために松吉建設(株)に入社。99年、代表取締役に就任。趣味はゴルフ。法人名
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