2024年11月25日( 月 )

寿屋破綻から20年(1)流通大再編時代の幕開け告げる

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 九州での流通大再編の幕開けとなった寿屋の経営破綻から20年。長期の消費不況下で企業倒産とM&A(合併・買収)が相次ぐ一方で、低価格で消費者の支持をつかんだディスカウントストアとドラッグストアが台頭し業界地図は一変した。九州流通業界の20年をシリーズで振り返る。

 年も押し詰まった2001年12月19日、九州最大手スーパーの寿屋が民事再生法適用を申請した。負債総額は2,959億円で、九州では戦後最大級だった。すでに長期の債務超過が続き、業界では「来るべきものがきた」という受け止め方だったが、3カ月前にマイカル・マイカル九州の経営難が表面化したばかりで、国内の流通がかつて経験したことのない大激動期に入ったことを予感させた。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。

※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1週間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連キーワード

関連記事