西九州ルート沿線で進むマンション開発 「武雄温泉」など停車駅の徒歩圏で

（株）シフトライフ

武雄温泉駅近くの分譲マンション　「販売は好調」

    九州新幹線西九州ルートが今秋、一部開業する。開業する武雄温泉・長崎間は、線路延長約66kmをフル規格（標準軌）により整備し、武雄温泉駅で博多・武雄温泉間を運行する在来線特急列車と同じホームで乗り換えを行う「対面乗換方式」が採用される。停車駅は武雄温泉、嬉野温泉、新大村、諫早、長崎の5つ。

　武雄温泉駅から徒歩11分の場所では、（株）シフトライフ（福岡市中央区、樋口由紀夫社長）が分譲マンション「アメイズ武雄スカイテラス」（44戸）の開発を進めており、「おかげさまで販売は好調」（樋口社長）という。同マンションでは蔦屋書店武雄市図書館が監修する「ライブラリースペース」が設けられるほか、御船山を望む屋上スカイデッキなど充実した共用部だけでなく、自由設計の専有部も特長だ。

諫早駅周辺エリアの活性化に期待

    同社では西九州ルートの沿線・諫早駅の徒歩圏でも、分譲マンション「アメイズ諫早城見町パーク&リバーサイド」（56戸）の開発を進めている。諫早駅は新幹線開業にともない再開発が行われており、ホテル、店舗、レンタルオフィス、バス待合所などが整備される予定。さらに、諫早駅から車で10分程度のところでは、「ゆめタウン諫早（仮称）」の開業も控える。シフトライフ・樋口社長は「新幹線開業により、観光やビジネス客が増え、エリアが活性化することに期待している」と話す。同社は長崎県時津町でもマンション開発計画を進めている。

＜COMPANY INFORMATION＞
代　表：樋口　由紀夫
所在地：福岡市中央区天神4-2-20
　　　　天神幸ビル3F
設　立：2006年8月
資本金：1,000万円
ＴＥＬ：092-791-6100
ＵＲＬ：https://shiftlife-corp.com