2024年12月22日( 日 )

福岡経営者労働福祉協会、新入社員向け職業訓練講習開講

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福岡経営者労働福祉協会 新入社員向けの職業訓練講習開講

 (一社)福岡経営者労働福祉協会は、会員企業の社員を対象とした各種講習を開催しており、本日(4日)、建設産業専門団体九州地区連合会(以下、建専連九州)の会員企業の新入社員向けに開講する認定職業訓練・躯体基礎科の入校式を実施した。

 同講習は毎年開講されており、今年で5回目となる。今回は会員企業10社15名の新入社員が入校。例年、とび、型枠、防水工事の新人職人が受講していたが、今回は初めて解体工事業者の社員が参加した。

 同講習は福岡県から認定・認可を受けており、受講終了時には、5~6種類の資格を取得できる。躯体基礎科のとび・型枠コース12名が5月20日まで、解体コース3名が5月11日まで学科および実技の講習を受講する。

建専連九州会長・杉山秀彦氏
建専連九州会長・杉山秀彦氏

    入校式では、建専連九州会長・杉山秀彦氏((株)スギヤマ会長)が「ものづくりをする人がいないと世の中は成り立ちません。自分たちが社会を支えるという気持ちをもって頑張っていただきたい」と受講生にエールを送った。

 受講生は「とび職をやっていた祖父のようになりたい」「親族が経営している専門工事会社に転職したため」など志望動機を語った。女性社員も1名入校。自社では総務部門への配属となるが、現場を知りたいと思い受講することを決めたという。

 式後、杉山会長は「職人不足のなか、各社に若い社員が入社してくれてうれしく思います。建設業がいかに大切かということを学んでほしい」とコメントした。

【内山 義之】

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