2024年11月21日( 木 )

【検証・長崎IR(3)】中核企業代表、現地・長崎で多忙?質問状投函

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CAIJが入るアイオス永田町
CAIJが入るアイオス永田町

    長崎IR(統合型リゾート)を進める中核企業の1つとされるカジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン(株)(東京都千代田区、以下、CAIJ)。同社のホームページ(caij.co.jp)には電話番号などが記載されておらず、問い合わせ先から取材を希望する旨を連絡するも回答さえなかった。

カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパンの表記
カジノ・オーストリア・
インターナショナル・ジャパンの表記

    同じく中核企業とされるKYUSHUリゾーツジャパン(株)も、連絡先などが公開されていない。同社は既報(NetIB-News「誰もが無関心?拭えない“グダグダ感”~長崎IR誘致」)の通り、事務所の設置はおろか、ホームページさえも存在していない。

 特別取材班は13日、永田町にあるCAIJを訪問し取材を申し込んだ。受付によれば、「(林社長は)現在、長崎に行っており来週戻ってくるため、来週改めて取材を依頼してください」との回答だった。取材を依頼するにも電話番号も非公開、問い合わせにも応じないため、質問事項を記載した取材申請書を投函した。

 主な質問事項は下記の通り。

(1)今回のIR誘致に林明男様が携わることとなった経緯をご教示ください。

(2)KYUSHUリゾーツジャパン設立の目的と具体的な連携内容についてご教示ください。

(3)林様が代表取締役社長を務めていらっしゃる(株)TESホールディングスは、長崎IR事業に携わりますか。携わる場合、具体的な予定をご教示ください。

(4)一部の関係者から林様が本件事業に関わる準備資金(億単位)を東京中心の投資家数人または数十人から募集しており、もし本件事業が申請前に崩壊すればそれが返済不能に陥るとの情報がありますが、真偽のほどをお聞かせください。

 2社の素性については、県民を含め長崎IRにかかわる人たちにとっては気になるところ。はたして林氏は取材に応じてくれるだろうか。

【IR特別取材班】

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