ユニクロなどを展開する(株)ファーストリテイリングは14日、2022年8月期第2四半期決算を発表した。
売上収益は1兆2,189億7,700万円(前年同期比1.3%増)、営業利益1,892億7,800万円(同12.7%増)、純利益1,468億4,400万円(同38.7%増)の増収増益で、営業利益は過去最高となった。
ヨーロッパ、北米など海外のユニクロ事業は好調で、大幅な増収増益を達成、全体をけん引した。一方、国内のユニクロ事業は、冬物の売れ筋商品に欠品が生じた影響もあり減収減益。ジーユー事業も、秋物販売の苦戦や生産や物流の遅延の影響を受け減収減益だった。一方、
2022年8月期通年では、売上収益2兆2000億円、営業利益2700億円で1月に発表した業績予想からの変更はない。純利益は前回発表の1,750億円から1,900億円に上方修正した。
同社は、ウクライナ侵攻を受けてのロシア事業の一時停止、中国および香港での新型コロナによる行動規制の影響があるものの、引き続き北米、欧州の業績は好調に推移すると見込んでいる。
【新貝 竜也】
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