【コロナ禍を越えて(1)】中洲、「夜の事業主」を多数輩出
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中洲の客足はまだまだで、曜日によって出足が大いに異なる。だからといって「コロナ禍で中洲は再生できないのか」と悲観する必要はない。活気に溢れているのである。今まで雇われていたホステスさんたちがスナックのママになる。表現を変えれば事業主に挑戦することで、中洲界隈は大変賑やかなのである。自信に溢れるホステスさんたちは、「いまさら店をかえて雇われる身になりたくない」と覚悟を決めた。
しかし、資金過小の彼女たちが独立して開く店の規模は、ささやかなものである。10~15坪規模で、ママとスタッフ2人で運営するスナックタイプなのだ。
独立を志し、この規模での出店を求める女性たちによって各所に問い合わせが殺到している。ある不動産仲介業者は「自前資金150万円で独立可能プラン」を立ち上げた。このプランが当たって連日、お客さんが押し寄せてきているとか。あとは中洲にお客さんが戻ってくることを望む。
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