2024年11月17日( 日 )

ザ・クイーンズヒルゴルフ場 更生計画、管財人案に決定

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 管財人と大口債権者が、それぞれ再生計画案を提出していた会社更生手続中のザ・クイーンズヒルゴルフ場では債権者による投票が行われていたが、5月31日に東京地裁が一般社団法人による再生を目指す管財人案の認可決定を下した。

 再建をめぐっては管財人と大口債権者の(有)アセットコーポレーションが再建案を提出。管財人案が借入金などで資金調達し、預託金を除く一般債権のうち30万円以下を100%、30万円超~1億円以下を5%、1億円超を1%とする弁済案を提出していた。対するアセット社はスポンサー企業が30~35億円を拠出し20万円超の20%の一括弁済案。

 会員債権者については、管財人案が永久債化し、退会会員には66万円を5年間で分割弁済するというもので、一方のアセット社案は20万円超について20%を退会時に一括弁済するという案で、5月18日まで投票受付がされていた。

 採用される再生計画案が決定したことで、会員債権者は継続か退会かの意思決定を示す書面を7月20日までに提出する必要がある。

【鹿島 譲二】

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