きのくに祭り、3年ぶりに復活～基山町に夏の風物詩戻る

　佐賀県・基山町の夏の風物詩である、「きのくに祭り」が7月23日（土）に開催された。コロナ禍の状況を鑑み、昨年までは中止を余儀なくされていた。

　3年ぶりの開催となったきのくに祭りでは、町民はもちろん、多くの人が古き良き時代の光景や遊びを楽しんだ。

　第35回きのくに祭りでは、基山町の玄関口でもあるJR基山駅前通りを舞台に、華やかな山車・神輿が目を引くパレードや、もちまきなどが行われた。また、中国変面ショーやマジックショーなどのイベント、金魚すくいなどの出店も充実。子どもから大人まで、地元の夏祭りを楽しんだ。

　もちろん、基山町ふるさと大使を務める、基山町出身のお笑いコンビ『どぶろっく』も登場。代名詞でもある歌ネタで、会場を大いに盛り上げた。

　検温やマスクの着用など、コロナ対策も徹底したうえで開催されたきのくに祭りは、基山町に夏の賑わいを取り戻し、盛況のうちに幕を閉じた。

【代 源太朗】