2024年11月24日( 日 )

東京圏の人口が減少~総務省調査

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 総務省が9日公表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、日本人の人口は1億2,322万3,561人(前年比0.5%減)で、13年連続の減少となった。2021年、出生数は、1979年度の調査開始以降で最少となる81万2,036人。一方で死亡数は144万1,739人と増加傾向にある。

 今回の調査結果で最も目を引くのが東京圏の日本人の人口が調査開始以降で初めて減少したことだ。2020年は人口増であった東京圏の東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県はいずれも減少に転じ、合計人口は同0.2%減となった。都道府県別で増加したのは沖縄県(同0.01%増)のみであった。

 新型コロナウイルス感染症対策のための入国制限の影響を受け、外国人人口は前年比3.8%減と大幅に減少。日本人と外国人を足した総人口は72万6,342人減(同0.6%減)の1億2,592万7,902人だった。

 福岡県の総人口は同0.31%減の510万8,507人。

【茅野 雅弘】

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