飲食業界 態度が様変わりした受付 今後の業界展望
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飲食店の受付の態度が高飛車に
朝、出社する6時40分、かなりの車が走っている。込み具合が20分早くなった感じである。仕事量が増え世間が活発になったことは嬉しい限りだ。また飲食店へのお客の押しかけが目立つようになった。とくに昼食の際には満席状態が目立ち始めた。中洲5丁目界隈でもホテルにあるテナントレストランで3回断られた。「予約をしてください」というのである。1カ月前までと比較すると比べようのないほど飲食店側の対応が高飛車になったと感じられた。
別のステーキ屋では、「すみません!今日の昼食は満席です。鉄板コースは13時から空いています」と2度断られた。(注:昼食コースは1,100円、鉄板コース4,000円。こちらの奢りであったため負担が大きく断った)。そこで受け取った印象も、やはり高飛車。1カ月までペコペコしていたスタッフの顔が目に浮かぶ。まー2年半、飲食店は地獄を見てきたのだから、許すとするか!!
ただ巨大居酒屋の昼食にはあまりお客の復活は見られない。淘汰か繁盛か
「コロナ禍で鍛錬、経営戦略再構築へ」シリーズの一環として、30周年を迎える飲食店経営者Aを取材した。「もう飲食店はやるべきではないとネットで書かれている。指摘通り仲間たちの大半が消えていった。生き残っている同業者たちも懐は火の車。コロナ禍で飲食店の経営は鍛錬そのものであると痛感した」と語るが泣き言を言っているのではない。
まだまだ闘志満々、新事業に挑戦している。「もう店舗数を増やす時代ではない。自分で市場を産み出すことが要。3年間が勝負である」と強調する。飲食店業界では業界の行く末が論じられているとか。先行きを「真っ暗闇」と見なす率が半数を超えている。その一方で「同業者のかなりの部分が廃業するが、需要が減っても供給数が減るからバランスが取れて繁盛する」と強気の姿勢を誇示する経営者がいるとか。
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