(公財)九州経済調査協会がまとめた2023年1月の宿泊稼働指数によると、九州の地域ブロック別の宿泊稼働指数は前月比16.8ポイント減の58.2。全国では同18.2ポイント減の50.4、九州のうち福岡県は同15.1ポイント減の59.0だった。
1月は観光のオフシーズンにあたり、例年、稼働指数が低い傾向にある。ただ、インバウンド需要が回復傾向にあることから、コロナ禍が本格化する前に比べて高い水準となっていた。「1月から全国旅行支援の割引額が縮小されたことにより、12月までの旺盛な状況に一腹感が表れている」と、同協会ではみている。
九州については、佐賀県が同20.6ポイント減の62.2、長崎県が同20.9ポイント減の57.7、熊本県が同21.3ポイント減の54.1、大分県が同12.7ポイント減の63.5、宮崎県が同13.4ポイント減の58.5、鹿児島県が同15.1ポイント減の62.7、沖縄県が同15.7ポイント減の43.1となっている。
【田中 直輝】
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