ALS対策、およそ50年進歩ゼロ「情けない」
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友人Aの奥さんがALS(筋委縮性側索硬化症)に発症している。徳洲会オーナーの徳田虎雄氏がかかっている難病といえば、大半の方が「あの病気か!」と思うだろう。徳田氏は20年間、車いす生活である。声も出せないし、動けない。まさしく「生き地獄」で、難病の典型である。
Aの姪は64歳。46年前に看護学校で学び、看護職に就いた。その後、病院に4年間勤務した。その姪がAに電話で話した。「46年前の授業でALSについて習ったから鮮明に覚えているわ。難病でいかなる治療法もないということを忘れていない。伯母さんは大変な病気になったわね。46年経っても根本から治療する方法はないのよ!」と厳しい現実を突きつけられた。「これだけ長い年月を経てもALS治療は進歩していない。一体どうしたことか!情けない」とAは怒る。
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