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既報の通り、福岡市博多区板付3丁目の市営住宅建設現場において2日、男性が鉄製資材の下敷きになり死亡した。
施工は地場有力ゼネコンの照栄建設(株)と(株)博栄建設によるJVが担っていた。今回の件を受け、同業の現場管理者は「今回のような事故はたまたま起こることではない。長年の施工管理のゆるみがあったのではないか。それなら事故発生は必然」と話す。
これまでにも、有力ゼネコンの現場で死者が出るケースはあった。たとえば、2020年9月に発生した「ザ・リッツ・カールトン」を含む、旧大名小跡地の工事現場でのクレーン車横転事故では、男性作業員1名が死亡している。
実績豊富なゼネコンであっても、少しの気のゆるみから取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうことを肝に銘じておかねばならない。
【内山 義之】
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