2024年11月24日( 日 )

【3/11,12】九工大とUR 学生リノベコンペ最優秀作品などの内覧会開催

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

    九州工業大学と(独)・都市再生機構(UR)は、住戸リノベーションプランに関する学生コンペを実施、そこで最優秀賞と優秀賞を受賞した作品が商品化され、実際に施工した住戸が竣工した。3月11日(土)と12日(日)に「沖台二丁目団地」(北九州市戸畑区)で購入希望者向けの内覧会を開催する。

 コンペは「文教のまち戸畑」「子育て」をテーマとして九工大の学生が住戸リノベーションプランを提案、応募された19作品のうち第1次審査を通過した5作品について、昨年8月31日に学生らによる発表が行われ、第2次審査の結果、最優秀賞に「暮らしを整える~ワーカブルクローゼットのある暮らし」(東英和さん=大学院工学府工学専攻1年)、優秀賞に「長ベンチがつなぐ暮らし」(物部果穂さん=工学部建設社会工学科4年)が選ばれていた。

 学生たちは、商品化に向け、図面上だけではイメージすることが難しい住戸内部の細かい納まりについて、施工現場に何度も足を運んで学び、URの担当者とともに提案内容を実現できる方法を模索しながら施工にこぎ着けた。

【田中 直輝】

関連記事