2024年12月22日( 日 )

コーセーアールイー23年1月期、ファミリーマンション販売事業が好調

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 (株)コーセーアールイー(福岡市中央区、東証一部)は13日、2023年1月期の連結決算を発表した。
 売上高が109億9,500万円(前期比2.6%減)、営業利益が16億3,000万円(同42.8%増)、経常利益が18億4,300万円(同45.1%増)、当期純利益が12億5,900万円(同43.2%増)だった。

 主なセグメントをみると、ファミリーマンション販売事業は売上高61億5,801万円(同145.5%増)、セグメント利益8億8,992万円(前期は3,242万円のセグメント損失)だった。資産運用型マンション販売事業は売上高41億7,255万円(前期比47.9%減)、セグメント利益9億663万円(同30.6%減)だった。

 今後については、分譲マンション業界においては、現時点では低金利政策の下支えがあるものの、ロシアのウクライナ侵攻は収束しておらず、物価上昇も続いているため、地価の高騰に加え今後は資材や人件費などを含む建築費のさらなる上昇が懸念されるとしたうえで、ファミリーマンションおよび資産運用型マンションの開発・販売、事業効率の高い新規プロジェクトの確保に努めるとしている。また、不動産賃貸管理事業ならびにビルメンテナンス事業においては、サービス品質の向上に努め、業績の安定的伸長を図っていくという。

 24年1月期通期の業績見通しは売上高107億円、営業利益15億円、経常利益16億7,000万円、当期純利益11億4,000万円を見込んでいる。

【新貝 竜也】

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