トライアル売上好調　レジカート、電子マネー、値上げが貢献

　トライアルの売上が好調だ。1月は前年同月比6.1％増で、月次売上増減率を公表し始めた昨年7月以来、マイナスなしの7連勝。同社とコスモス薬品、ダイレックス、ミスターマックスHDの低価格業態4社のなかで、増収率は過去6カ月、各月ともトップだ。マイナス月はコスモスとダイレックスが2回、ミスターマックスは1回あった。好調ぶりの理由はどこにあるのか。

　1つはレジカートと電子マネー（前払いカード）の効果だ。レジカートは半分近い店舗に導入、平均で4割超の利用率という。利用には同社の前払いカードが必要なこともあってリピート率が高く、しかも客単価は現金客に比べ高いため、売上を押し上げている。

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