フードウェイグループ、23年2月期売上高約320億円
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食品スーパーや精肉小売などを展開するフードウェイグループ(福岡市早良区)は22日、グループ方針発表会を開催、約300名が参加した。コロナ禍の影響により3年ぶりの開催となった。グループ代表取締役社長・後藤圭介氏が会場で、23年2月期の売上高見込みが約319億円であり、24年2月期の計画については売上高346億円と設定したうえで、28年2月期までにグループ全体の売上高500億円突破を目指すことを明らかにした。
23年2月期のグループ売上高内訳はスーパー事業の(株)フードウェイが208億円、ミート事業が2社合計で99億円、その他事業が12億円。24年2月期で判明している出店計画はマークイズ静岡(4月、静岡市)およびマークイズみなとみらい(6月、横浜市)内の店舗と、直方店(7月、もちだんご村モール内)の3店。今後も九州地区で年間2~3店、関東地区で1~2店の出店を続けるとともに、M&Aも駆使して28年2月期までの上記の目標達成を目指す。
また後藤和洋氏が3月1日付でフードウェイ代表取締役専務に就任したことも発表された。和洋専務は発表会において、食品スーパーの事業環境をめぐりコスト上昇や食材不足などの厳しさが増していることをあげ、出席した関係者に対して引き続き協力を要請するとともに、今後に向けた決意を表明した。そして、兄である後藤英和代表取締役副社長と二人三脚で父・圭介社長を盛り立てていく姿勢を示した。
フードウェイは生鮮食品を主軸にした地産地消へのこだわりを打ち出し、店舗ごとに地域特性に合わせた特徴をもたせることで消費者の支持を集めてきた。店舗では物販にのみ注力するのではなく食の楽しさも提案する仕掛けがなされており、成城石井のコーナー設置や韓国商品を取り扱う「ソウル市場」など、他社とのタイアップによる売り場づくりも積極的に行っている。
人手不足が深刻化するなか、23年度はグループ全体で42名が入社予定という。
同日昼には懇親ゴルフコンペも開催、約180名が参加し快音を響かせた。
【鹿島 譲二】
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